確定申告の準備

 新年早々だが、昨年(平成26年)用の確定申告のための仮集計(棚卸し)をヒマな年始のうちに行った。
 昨年はバタバタしていて途中集計がまったくしてなかったのと後述するが確定申告の方法変更があったので伝票の束と半日ほど格闘する事になった。

 今まで白色申告で300万円以下の時は帳簿が不要だったが、今年の2月の確定申告には記帳・帳簿の作成と保存が必要となる。

 記帳も簡易的で良いとあるが、売上・雑収入・仕入れ・経費(給料賃金・外注工賃・減価償却・貸倒金・地代家賃・利子割引料・租税公課・水道光熱費・旅費交通費・通信費・修繕費・消耗品費・雑費)と18項目に分類する必要があり超メンドー!

 保存期間は、今までは領収書など5年間だったがこの帳簿は7年間と長い。

 税務署のお偉いさんはなんでこんな制度をつくるんだろう?
 年収300万円以下の人はギリギリの生活で1円でも多く稼ぎたいと思っている人が多いと思うがこの事務仕事は一銭もお金を生まないのに拘束されてしまう(日当分を控除してほしい)。
 また年収300万円以下の人に税理士を雇う余裕があるわけが無く、確定申告の知識は本を読む程度の人がほとんどの中で専門家でないとわからないような帳簿作成をすればミスも出ます。ミスが良いとは言わないけど低所得者が一生懸命納税しようとしているのに弱い人達の小さなミスを見つけてさらに叩こうとするより、順番的には「申告の義務があるの申告していない人」「税理士を使って税金を逃れようとしている高所得者」など悪質な人を先に対策すべきだろうと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA