「信頼」と「信用」の本当の違い(過去・未来・物理的・精神的では無い)

信用と信頼の違いについて気になったので調べてみたのだが・・

「信頼 信用 意味」でググると、どこのサイトでもほぼ同じ回答で
・信用は過去の実績など物理的側面を評価
・信頼は精神的に未来を評価
となっている。
(ここまで一緒だと、原文は1つで後は無断転載に次ぐ無断転載では無いだろう)

しかし、自分的には上記の回答ではしっくりこないと思う。
信用と信頼は対義語(対語)ではないのになぜ対義語で説明しようとしてるのか意味がわからない。


信頼と信用の違いは「相手を信じるか、自分を信じるか」だと思う。

信頼は、信じて頼る事、たよる事は自分より相手(物)を信じなければできない。
信用は、信じて使う事、相手を信じる信じないは関係ない、信じているのは自分の経験や知識または確証のある物のみ。
(一口に信じると言っても、信頼の信じるは頼るわけなので能力とともに全般的な人柄などのウェイトが大きく、信用では人柄など不確実な物より性能・能力など確実性のある方が優先されるので。ここらへんが精神的とか物理的とか言われる部分だろう。)

信頼できないとは、相手(物)を信じてない事。
信用できないとは、自分が相手(物)を使う事ができない状態。相手(物)を使っている時は必ず自分の許せる範囲内(安全を確保)で使用しているはず。


例えば耐荷重100kgの椅子があったとする
信頼とは、相手(表示)を信じて100kgまでなら大丈夫という考え、耐荷重以上の運用はできないが、90kgの人が座って壊れたら椅子が悪い(自分の責任は無い)。
信用とは、耐荷重は参考値で自分で得た情報を信じる事、90kgでも壊れたと聞いたから90kg以下で運用しようとか(安全確保したり)、120kgでも壊れない事を確認した120kgで運用しようなど(限界値を越えた使用)。100kgを越えて使えば自己責任だが運用幅は広がる。

例えばお金を貸す時(人は単純な数値で信用をはかれない)
信頼とは、「相手を信じる時」貸し「信じない時」貸さない。判断に自分の知識や経験なども含まれてはいるが相手を信じているのが前提。
信用とは、所得・会社での地位・ローンの有無など確証のある物から返金能力について自分が信じられるかで判断。相手が信じられなくても担保など返金の確証があればお金を貸す。


まだ違う気がする。

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