シャープのLED電球「DL-L601N」を試す


地球温暖化を遅らせるためCO2排出量25%削減やCOP10などで世界的に省エネやエコロジーの関心が高まっていますので当サイトでも少し協力しようと、
ちょうど白熱電球が切れたのでLED電球に交換してみました。
今回購入したのはSHARPの昼白色60W相当のLED電球「DL-L601N」

*商品名=DL-L601N
*メーカー=SHARP
*希望小売価格=オープン
*実売価格=3761円(Amazon.co.jp 11/6現在)
*発売日=2009年8月
*大きさ(高×幅×重)=114mm×60mm×168g
*口金=E26


DL-L601Nの特徴

・寿命は40000時間
・消費電力は7.5W
・明るさは560ルーメン
・紫外線レス
・価格は約3800円(60Wスタンダードタイプ)

ちなみに
一般の白熱電球(シリカ電球)
>寿命1500時間/消費電力54W/明るさ800ルーメン/価格100円
蛍光灯タイプの電球
>寿命13000時間/消費電力10W/明るさ760ルーメン/価格1500円


パッケージ
普通の電球に比べると豪華な箱になっている。微妙にエコでない気がする

正面・左面

背面:特徴「長寿命、省エネ、パッとつく、環境に配慮」

右面:中国製造、注意点は調光機つきの器具では使用できない事

上面

本体
上側半分がガラス、下側が金属っぽい材質。

白熱電球と比較
大きさはほぼ同じだが、ガラス部分が厚い感じがあり(白熱球は薄い)、重さが白熱球が30gに対してLED電球は168gなのでかなり重たい。


点灯

ガラスの部分だけが点灯する。ソケット側が金属カバーで覆われてるためかソケット方向への明かりの広がりが無い。

白熱電球と明るさを比べてみると電球本体部分を直視するとLEDの方がかなり明るく感じるが投光範囲はほぼ同じである。
違うのはソケット方向(後方)への明かりでLEDは後方が明るくない、ソケット側にカバーがある照明器具では影響は少なそうがだ、反射板や裸になっている場合は光の広がりに影響が出そう。

発熱、いままでLEDの発熱は大したことないイメージがあったが高光度になればそれなりの熱を発するようだ、白熱球ほどでは無いが70度以上は出ている。

比較:上がLED電球/下が白熱電球(シリカ電球)


上の2枚の写真は被写体から約1m離して正面にカメラと斜め横に照明を設置し撮影したものだ。
LED電球と白熱電球を比較すると、明るい部分に大きな差は見られないが、違う感じがするのは影の部分である。
LED電球の方が気持ち影が暗く感じる。電球の色の違いの影響もあるとは思うが、LED電球はスポット照明のような直線的な光で白熱電球は包み込むような光でソフトな感じがある。


感想

白熱電球に比べれば圧倒的に経済的で省エネでお得(※下記比較)、蛍光灯電球と比べても多少省エネで欠点(蛍光灯は点灯のタイムラグがあり温度が低いと初期光度が低い)も無い。
欠点と言えば、少し暗い、本体価格が高い、カバーでソケット方向への明かりが広がらないなど、あとは見え方の好みの問題くらいだ。

本体価格は今後の普及しだいでまだ安くなると思うので今すぐに買い替える必要は無いが、
電球が切れた場合は下記比較のように他の電球に変えても損になるのでLEDタイプに変更していった方がお得でしょう。

40000時間での電気代と本体価格の比較
LED電球=10400円・・・(本体価格3800円×1回+電気代6600円)
白熱電球=50220円・・・(本体価格100円×27回+電気代47520円)
蛍光灯電球=13300円・・・(本体価格1500円×3回+電気代8800円)
※電球交換目安はLED40000時間、白熱球1500時間、蛍光灯13000時間
※電気代22円/KW(0.022円/W)換算


リンク

>シャープ株式会社
http://www.sharp.co.jp/
>DL-L601製品情報
http://www.sharp.co.jp/led_lighting/consumer/contents/lineup/lineup3.html

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