辛口評価:★☆☆☆
色々と特殊な内容で、私は理解も評価もできなかった。
感想
羊毛フェルトが気になったので読み始めたのですが・・・
羊毛フェルト+昔話+詩+駄洒落など色々な要素が詰め込まれているのだが詰め込み過ぎで1つに絞っていないのでどれもが中途半端に感じる。また文も真面目と不真面目が混在して芯をずらしはぐらかしている感じを受け何度か読み返したがこの本は何を表現し伝えようとしているのか私にはわからなかった。
羊毛フェルトでは写真は構図が不自然で、表紙の写真のように背中向きが多くチワワは顔のアップばかりで正面から胴体が写っている写真は1枚も無かったので羊毛フェルトの作りは良さがしっかり伝わってこない。
昔話(モモ太郎・不思議の国の子リス・嗅ぐや姫)なのかと読めば、単語と単語を接続しているだけで物語として想像(空想)できる文になっていない。
そこで、ゆるふわ系の「詩」なのだろうかと頭を切り替えて読んでもみたが「チワワが臭いを→嗅ぐや姫」など親父ギャク(≠ダジャレ)になっていて親父では無い私には理解できない内容だった。(余談だがダジャレは一般大衆が「洒落ているのだが~不真面目」と認識するから駄洒落ていると言われるのだが、親父ギャクは本人や一部の親父連中だけが良いと思っているだけで一般大衆は「洒落ていない」と認識するのでダジャレと言わず親父ギャクと言う、「臭い」は悪い印象をひっぱる文字なので大衆受けしない)
私では理解不能な本だが、親父ギャクの通じる羊毛フェルト好きな人におすすめ。
データ
著者 | sweet cocoa |
出版社 | アトリエ sweet cocoa |
発売日 | 2021/02/07 |
ページ数 | 75ページ |
価格 | ¥300 Kindle Kindle Unlimited対応 (2021/03/28時点 税込み) |