この文書の現在のバージョンと選択したバージョンの差分を表示します。
両方とも前のリビジョン 前のリビジョン 次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
memo:もったいないお化け [2019/02/07 21:44] 管理者 [おわりに2] |
memo:もったいないお化け [2019/02/17 11:29] (現在) 管理者 [おわりに2] |
||
---|---|---|---|
ライン 46: | ライン 46: | ||
===== おわりに2 ===== | ===== おわりに2 ===== | ||
- | しつけで叩いたり叱るのはダメだと無責任な発言をしている大人が多数いますが、脳から考えると「叱る・脅かす・肉体への痛み」などで恐怖や不安を与える事は「教育上必要不可欠」です。もちろん同時に「優しくする・ほめる・あたまを撫でるなど肉体への快楽」などご褒美や安心などとのバランスも重要です。 | + | しつけで叩いたり叱るのはダメだと無責任な発言をしている大人が多数いますが、脳から考えると「叱る・脅かす・痛み」などの恐怖・不安・不快感を与える事は「教育上必要不可欠」です。もちろん同時に「優しくする・ほめる・あたまを撫でるなど肉体への快楽」などご褒美や安心感などとのバランスも重要です。 |
- | 子供に限らず大人の脳でさえ悪いとわかっていても痛み・恐怖・不安を経験や学習をしなければ先に進もうとはせず現状維持や楽な方法を選ぼうとします。例えば自然災害への備えが良い例で自然災害が発生した地域と発生しなかった地域を比べると被害の大きかった地域ほど防災対策の質が高い事が知られています。誰もが自然災害は危ないと知っているのにこの有様です。この事からも痛み・恐怖・不安は重要だとわかると思います。 | + | 子供に限らず大人の脳でさえ痛み・恐怖・不安を経験や学習をしなければ先に進もうとはせず現状維持や楽な方法を選ぼうとします。例えば自然災害への備えが良い例で自然災害が発生した地域と発生しなかった地域を比べると被害の大きかった地域ほど防災対策の質が高い事が知られています。この事からも痛み・不安などは重要だとわかると思います。 |
- | また、「教育」と書いたのは人間の行動は経験とそこから得た学習から決まるからです。例えば目の前で人が泡を吹いて突然倒れたら多くの人は頭が真っ白になるか気が動転して正しい行動がとれません、これは経験不足だからで医者や看護師や同様の事例を何度も経験した人は即座に適切な行動が取れます。これと同じで一度も殴られたり理不尽な状況になった事が無い人が初経験すると正しい行動ができず防衛衝動に従い「泣く」か短絡的で最悪な選択肢の「怒る」(キレる)しか選べないのです。大人になってから初めてキレると本人は力加減ができず大きな傷害事件になってしまい前科者ですが、子供の内に経験させればキレても力が弱く大きな事件になりませんし柔軟な思考で色々な対処方を学習します。最近の若い人はキレやすいというのも叩かれない叱られない育て方が原因にあるのでは私は考えています。 | + | また、「教育」と書いたのは人間の行動は経験とそこから得た学習から決まるからです。例えば目の前で人が泡を吹いて突然倒れたら多くの人は頭が真っ白になるか気が動転して正しい行動がとれません、これは経験不足だからで医者や看護師や同様の事例を何度も経験した人は適切な行動が取れます。これと同じで叩かれたり理不尽な状況になった事が少ない人はその状態になると正しい行動ができず、不快感から逃れたいと言う防衛衝動に従い短絡的に「泣く」か最悪の選択肢の「怒る」(キレる)しか選べないのです。大人になってから初めてキレると本人は力加減ができず大きな傷害事件となり前科者ですが、子供の時に親の管理下で経験させておけばキレても力が弱く大きな事件になりませんし、不快感から逃れるためにどうしたらよいのか自分で考えさせるようにする事で将来同様の状況になっても適切な対応が期待できます。最近の若い人はキレやすいというのも叩かれない叱られない育て方が原因の一つで、「すみません」など謝罪で解決する方法に思い至らないのではと私は考えています。 |
- | 暴力を推奨しているわけではありません、教育としてです。 | + | 暴力を推奨しているわではありませんが、暴力から学ぶ事もゼロではありません。 |