目次

PHPの配列変数

通常変数では1変数に1つの値しか代入できませんが、配列変数では1つの配列変数に添え字を付けて複数の値を代入する事ができます。

添え字を数値で格納

配列変数は、1つの変数名に番号を付けて管理する方法です。番号は0番からの正数となります。同じような処理を連続して行う場合に使用します。

他のプログラム言語の「(一次元)配列」に相当しますが、取り扱いは連想変数に相当するため、配列は0から順番に使用しないと次の問題が発生します。

配列の登録方法

$a=array();       //配列初期化
$b=array('aaa');  //初期化と同時に配列追加
$c=array('aaa','bbb');  //複数も可能
array_push($b,'ccc'); //配列追加
array_push($c,'ccc','ddd'); //配列追加(複数)
$d[]='aaa';  //[]でも配列登録(初期化されていれば$d[0]から開始)
$d[]='bbb';  //[]でも追加すると$d[1]に代入

//使用注意(上記)
$e=array();
$e[1]='aaa';
$e[3]='ccc';
$e[5]='eee';
echo count($e); //→3を返します(添え字の最大値では無いので注意)

サンプルコード

<?php
  $a[] = 10; //$a[0]と同じ
  $a[] = 30; //$a[1]
  $a[] = 50;
  for ($i=0; $i<count($a); $i++){
    echo $a[$i].'<br>';
  }
?>

実行結果

10
30
50

連想配列

連想配列は、特定の変数に文字列を付けて管理する方法です。

<?php
 //都道府県名から都道府県名番号
 $a['hokkaido']=1;
 $a['aomori']=2;
 $a['tokyo']=13;
  foreach ($a as $key => $value){
    print $key.'=>'.$value;
  }
 //都道府県名番号から都道府県名
  $b[1]="北海道";
  $b[2]="青森";
  $b[13]="東京";
  foreach ($b as $key => $value){
    print $key.'=>'.$value;
  }
?>