JavaScript

Webプログラミング言語のひとつ。古くからあるウェブブラウザ上(クライアントサイド)で動作するタイプと、2010年頃から成長してきたサーバサイドで動作するタイプ(nude.js)の2種類がありますが、本稿では前者ついて説明します。（2017年現在サーバータイプのnude.jsを動かすには高度な技術が必要です）

2017年現在ブラウザ上で動的な表現ができる主要なクライアントサイドプログラムはActiveX・AdobeFlash・Java・JavaScriptなどですが、ActiveXは開発が終了したInternet Explorer専用なので新規開発は推奨できず、どのブラウザでも使用できたAdobeFlashとJavaはセキュリティー的な問題からブラウザでの使用制限がかけられるような状況となっており、JavaScriptが現在唯一の主要なクライアントサイドプログラムとなっています。

長所

• HTML中にプログラムを直接記述できます・・・特殊な編集ソフトが不要でテキストエディタでプログラミング可能です。
• 一般的なブラウザで動作します(IE/Edge/Chromeなど)・・・特殊なソフトやプラグインは不要です。必要なのはブラウザとテキストエディタだけなので開発環境の準備が不要で簡単に始める事ができます。
• HTML文書やオブジェクトの作成や操作ができます・・・動的な表現が可能でアニメーション効果や頑張ればアクションゲームなども作れます。
• クライアントサイドで動作・・・オフラインで使用できます

短所

• サーバーで動作してないためMySQLデータベースなどアクセス制限のあるデータに一切アクセスできません。・・・PHPやCGIなどサーバサイドプログラムと併用する必要があります。
• サーバーにデータを書き込めません・・・上記と同様の理由でファイルを保存するPHPやCGIが必要です。
• ブラウザによって動作に違いがあります・・・HTMLでも若干違いがあるのと同じなのでクロスブラウザ対策は必要です
• ブラウザの設定によりOFFにできます・・・OFFにされている場合を想定しなければなりません。

JavaScript単独ではサーバーにデータを保存できないなど制限があるため、処理内容によっては他のサーバーサイドプログラムとの連携が必要となります。

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